夏樹はとても話し上手で、佳奈は夏樹の話にうんうんと相槌を打ちながら楽しそうに聞いていた。夏樹はそんなニコニコ顔で頷いて話を聞いてくれる佳奈がとっても可愛いと思っていた。
ふと佳奈は時間が気になった・・・・
当然とっくに終電はない時間だと気付いてはいたもののこのままではタクシーも拾えなくなる、そう思ったら早く帰らなくちゃといきなり佳奈は立ち上がった。
「なに急に立って」
「ごめん私もう帰るわ、タクシー拾えなくなるから・・・」
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