僕はセシリアと
付き合い始めた。

彼女が越してきてから
数ヶ月後、充分に
知り合ったと
判断した僕は、
彼女に交際を
申し込んだ。

彼女は快く
OKしてくれた。

上がったり
下がったりの僕。

だけど、なんとか
やっていけそうだ。

セシリアが僕の部屋の
玄関で、あるものを
見つけた。

「なんでこんな
ところに鎌が
置いてあるの?」

僕は微笑した。
さあ、なぜだろうね。

セシリアは
笑いながら言った。

「あなた、本当は
マンティス・キラー
なんじゃないの」

僕は曖昧に首を
傾げた。

セシリアは
僕の恋人…。
そして…。
僕だけのイメージ…。
また繰り返し…。

自分でも
わからないのさ。

生まれつきなんだよ。

衝動を
抑えられないんだよ。


……。