，こだわり

そう、もう彼のことを考えても仕方ないのだ。




この鉄格子の中で彼に会うことは出来ない。

今度私がここから出た時には、彼はもう私のことなど相手にはしないだろう。

今頃は私が発作を起こして入院したことを知って、呆れて愛想を尽かしていることだろう。