「お前は俺のこと好きなのか?」

私は首肯いた。

私は浩哉と出会ってから、彼のことを思わない日はなかった。

彼のことを不自然に感じたこともなかった。

これは好きと言う以外にはないだろう。



「ずっと俺の女でいるか?」

「うん」



午後の新緑が綺麗だった。


子供たちの高い声も、今日は不自然ではなかった。