身長差15センチの関係 2

「おはようございます、先生」
「約束の時間ぴったりだな」

本を後ろの席に置きながら、弓倉は感心だと高志に言った。

「早くても遅くても困るでしょう」

ドアを閉めながら真面目に高志。

「うむ、人目を忍ぶ間柄だからな。心臓を痛める時間はなるべく少なくしたい」

「僕もここに来るまでずっとドキドキしてました」

「では、無事に会えてなによりだ。そのドキドキの分、これから愉しむとしよう」