読みきり短編小説集



「なぁ・・ブルカ。
お前、どう思う?」

会議が終わったあと、校庭のベンチに座ってペットボトルのジュースを飲みながらラユがブルカにいった。


「どういうこと?」

冷静なブルカが聞く。

「だから、イサのこと」


ラユは少し顔を赤く染める。



「どうって?まぁイサちゃんはナキのものだろ。普通に考えて」


「はーっ!?」

ラユはさけんだ。


「何はなしてるの??」

トナがやってきた。

「トットナちゃん・・・」


ラユがいった。