「調べても載ってないぞ、俺は小学2年生で転校してる」

「本当に?」

「ああ、俺は幼稚園でアリスが好きになって同じ高校に行った、幸一に聞いてな」

「そうだったんだ」

「でも今お前は俺の女だ!」

「勝手に決めないで!」

「まぁいい、俺は仕事を暫く休んで怪我の治療してる、治り次第復活する」

「そう?でもテレビ出てるじゃん」

「化粧でごまかしてるんだ、もう直るまで出ない!直り次第学校にも行く」

「そう」

「そしたらまた8時に迎えに来る」

「来ないでね」

「お前が寂しいと思って今日は来た、じゃあな」

「はっ?寂しい?せいせいしてたのに!!」

「・・・・・」

 雪也は無視して帰る

 雪也が学校に来なくなって1ヶ月と少しがたった、芸能界には復帰したがあいつは
 学校にはまだ来てなかった

「雪也君まだ来ないね」

 美羽子が話す

「この前家に来た」

「マジ?」

「うん」

「何しに来たの?」

「さぁ?」

「あんたいい加減付き合っちゃいなさいよ?可愛そうじゃない!」

「何だろう、自分でもよく分からないやもう」

 私は憂鬱な気持ちになる