「こんにちは雪也君」

 母が雪也に挨拶をし返す

「じゃあ私達は帰るわよ、どうせ二人きりになるんでしょ?」

「雪也の両親も同じ事言って帰ったよ」

「ふふ、じゃあ後は二人で楽しんでね」

「ちょっと!」

 そして数ヶ月後

「ねぇ雪也?」

「何だ?」

「結婚式何時にする?」

 雪也の家で私は言う

「ああ、結婚式かぁ?お前の誕生日の日にやりたいんだけどどうかな?」

「えっ?私の誕生日?」

「嫌か?」

「何で私の誕生日?」

「アリスが生まれた記念日だからダブル記念日にしたい」

「ありがとう、じゃあその日にしよ」

「ああ」

 そして更に数日後

「誰呼ぶ?」

「ああ、まずは家の両親にアリスの両親は絶対だろ?後は誰か居るか」

「私は美羽子と結城君と亜美と美沙と梨恵かな?」

 私は雪也の家で話す

「はぁ?あの俺ファンな奴ら呼んでどうするんだよ?可愛そうだろ?」

「結婚式は絶対に呼んでねって言われてるからさ」

「そうか、俺はバンドメンバーとマネージャーと事務所のスタッフに社長かな?」

「その辺だよね?」

「ああ」