「雪也やっほ~~~~♪」

 私は病室に入り雪也に話し掛ける

「おう、来たか」

「昨日から記者に付きまとわれて大変!」

 私は雪也に愚痴る

「まぁ、お前は彼女だし俺の側に居たからな、記者の質問に応じて
 全部話せば?出会いから事故までの事をさ」

「嫌だ!!もう記者なんてうんざり!」

 私は愚痴る

「まぁ芸能人が彼氏だからしょうがないさ」

「まぁね」

 それから暫く話して私は帰路につく

「じゃあ帰るね、また明日来るよ」

「ああ、待ってる」

「じゃあね、あっ!そう言えばタクシーやってる叔父さんが宜しくだって」

「はっ?叔父さんに会ったのか?」

「うん、記者まくためタクシーに乗ったら偶然叔父さんだった」

「そうか」

「うん、じゃあね」

 そう言うと私は出口に向かう

「あれ?さっきの家族だ」

 私は1階でさっき見た家族を見る

「可愛そうにな、母親の女性はまだ若いな、20代半ば位かな?」

 私は一人呟く

「あっ!もしかしてアリスちゃん?」

 いきなり女性が私に近づき話し掛けて来る

「え?私の事知ってるんですか?」

 私は突然話し掛けられて焦る

「私だよ!アリスちゃんが小さい頃に隣に住んでた琴美だよ」

「あっ!琴美お姉ちゃん!!」

 私は思い出し言う

「実はさっき拓美が事故で死んじゃったの!」

 琴美は話し泣き出す

「えっ!拓美お兄ちゃんが!?」

 私はビックリする

「うん、私達結婚して拓美は小説家になって幸せに暮らしてたのに拓美が」

 琴美は泣きながら話す

「そんな、いつもお姉ちゃんと一緒に居るとアイスやジュース買ってくれた
 お兄ちゃんが!」

 私は話を聞いて泣く、そして暫くして家に帰る