家に帰ると記者が大勢待ち受けていた

「姫野アリスさんですよね?雪也君とは何処で知り合ったんでしょうか?
 今回の事故は貴方をかばったってのは本当でしょうか?
 ファンに対してどう思ってるんでしょうか?」

 色々なテレビの記者が私に色々聞いて来る

「答える事は何もありません!!」

 私は記者を振り切って家に入る

「ただいま」

「お帰り」

 母が迎えてくれる

「この間の事故と記者会見で表に記者が凄いよ」

「あらそう?困ったわね?でもあんた有名人じゃない♪」

 母が私の言葉にからかう

「もう!!こっちは真剣に悩んでるのに」

「ごめんごめん」

 次の日

「げっ!学校にまで居る!!」

 校門の前に記者が待ち伏せする

「どうしよう」

 考えていると記者達が私に気が付いて近づいて来る

「姫野アリスさん!!今回の事故の件について詳しくお話を聞かせて下さい!」

 記者が聞いてくる

「私学校なので失礼します!!」

 私は走って学校に入る、そして放課後

「やっぱ記者居るかな?」

 下駄箱に向かう途中で呟く

「あっ!やっぱ居る」

 私は校門に記者を見つける

「また走って逃げよう!」

 私は校門に向かう、すると記者が私に気づいて近づく

「姫野アリスさん!!どうかお話を!!」

 記者が質問してくる

「話すことはありません!!」

 私は走って病院に向かう

「待って下さい!!」

 記者達が追いかけて来る

「もうしつこい!!タクシー!!」

 私は大通りでタクシーを拾う

「SK病院までお願いします!」

 私は行き先を告げる