「雪也!!しっかりして!!」

 病院に運ばれてる途中の救急車の中で言う私

「すぐに緊急手術だ!!」

 病院に救急車が着き医者の指示で手術室に運ばれる雪也

「雪也!死なないで!!」

「雪也は!?大丈夫なのか!!」

 バンドのメンバーが駆けつけて私に聞く

「痲殊さん、修司さん、信也さん、智樹さん、雪也は今緊急手術でオペしてます」

「そうか、いったい何でこんな事に!」

 痲殊が言う

「ひぐっ!私のせいなんです!!私が雪也のファンの子に突き飛ばされて雪也は私を
 かばってトラックにひかれて・・・・・・」

 私は泣きながら訳を話す

「手術は無事成功しました」

 担当の先生が出て来て言う

「雪也は!雪也は大丈夫なんですね!?」

 私は先生に聞く

「ああ、2ヶ月後位には退院出来るよ」

「そうですか、ありがとうございます!」

 それから2日後雪也は一般病棟に移った

「大丈夫雪也?」

 病室で私は聞く

「そんな事よりお前は大丈夫なのか!?」

 雪也は逆に私の心配をする

「私は大丈夫!それより雪也がやばいでしょ今は!」

「はは、そうだな」

 雪也は笑いながら言う

「退院まで2ヶ月かかるって言うからそれまでは安静にしなくちゃね」

「はぁ?そんなにかかるのかよ?つまんねぇな」

「しょうがないでしょ!」

「まぁな」

「じゃあ私帰るよ?」

「ああ、また明日来てくれよ?」

「私が来ないと思う?」

「思わない♪」

「ならその発言はしなくて良いじゃん♪じゃあね」

「ああ、じゃあまた明日」