「きゃ〜〜〜〜〜!!」

 女子達は結城の笑顔を見て騒ぐ

「そう言う事だから自分達のクラスに帰って」

「は、はい!わかりました」

 結城の言葉に女子達は教室に消える

「あ、ありがとう」

「大丈夫?美羽子ちゃん?」

「う、うん」

 美羽子は顔が赤くなる

「あ、あの、ちょっと話があるんだけどちょっと良いかな?」

「うん良いよ」

「じゃあ階段の所で」

 そう言うと二人は歩き出す

「じ、実は私結城の事が好きなの!!私と付き合って!!」

 階段で美羽子が結城に言う

「ふふ、ありがとう♪嬉しいよ」

 結城は笑顔で言う

「えっ?じゃあ」

「あっ!嬉しいけど美羽子ちゃんとは付き合えないよ
 美羽子ちゃんは凄く大切な存在だよ、でも付き合えない
 ごめんね」

「・・・・・・・・・」

 美羽子はその場から走って何処かに行く

「あっ!美羽子ちゃん!!」

「結城君美羽子を振ったのね」

 私は陰で話を聞いていて出て行き結城に言う

「う、うん、美羽子ちゃんは凄く大切な存在だよ?
 最近はいつも美羽子ちゃんの事四六時中考えちゃうし
 居ないと寂しいし落ち着かないしさ」