サイテー彼氏

 次の日

「な~んで俺がこんな事しなくちゃなんねんだよ!!」

 ミネバで怒る雪也

「だって美羽子と結城君の初デートだよ!!」

「だからって何でこそこそ後を付けようとするんだよ?」

「少女漫画では当たり前と言って良い事よ!!」

「おいおい、現実は少女漫画とは違うんだぜ?」

「兎に角後を付けるの!!良い!!」

「分かったよ」

 雪也は私の言葉にしぶしぶ返事をする

「あっ!美羽子が来た!!」

 私は美羽子が入って来て言う

「すみません、ミネバAセットをお願いします」

「はいかしこまりました、1000円になります」

 美羽子の注文に店員が答える

「はい」

 美羽子はお金を払う

「1000円丁度お預かりします、ごゆっくりどうぞ」

 店員からAセットを受け取り窓際の席に行く

「あっ!結城君が来た!!」

 結城が入って来て私は言う