「そうよ!!羨ましすぎるわよ!」

「あんた何で周りに芸能人の知り合いが沢山居るのよ!!」

「えっ?沢山って言ったって二人だけだよ?」

「二人も居れば沢山よ!!」

「結城君は何で芸能界に入ったんですか?」

「それはね、アリスとの約束で」

「あ〜〜〜〜〜!!あ〜〜〜〜〜〜!!あ〜〜〜〜〜!!」

 私は大声で結城の話をかき消す

「どうしたのよアリス?」

「う、結城君が芸能界に入った理由は私なの」

 私は言う

「えっ?」

「私が幼稚園の頃結城君に芸能人になってお金持ちになったら結婚してあげる
 って言ったの、結城君はその言葉を信じて芸能人になったの、私は小さい頃
 の約束だから忘れてたの、幼馴染ってのも忘れてた」

「あんたそれサイテーね」

「まぁ子供の頃だから色々あったよね」

「アリスは仲の良い友達だよ今は♪」

 結城がフォローを入れる

「そ、そうそう、今は良いお友達」

「そろそろ授業が始まるね」

 結城が言う