それから3日後

「行ってきます」

 私は下に行き家を出る

「おはようございます姫野アリスさん」

 門の所に居た女性がいきなり話し掛けてくる

「貴方は?」

「私はサミテレの真実のニュースの者です」

「インタビューなら何も答えませんよ!!」

「実はインターネットで今貴方の発言が話題になってまして」

「あれ全部言ってませんから!勝手に細工されて迷惑してるんです」

「なら丁度良かった、今インターネットで細工されたんじゃないかと
 噂されていたので、貴方がテレビで真相を語ると言うのを企画
 してるんですがどうでしょう?」

「少し考えさせて下さい、雪也にも相談しなくちゃいけませんし」

「なら答えが出たら私の携帯に電話を下さい、私は吉村です」

 そう言うと私に名刺を渡す

「分かりました、では学校があるので」

 私は学校に行く

「雪也に話そう一応」

 私は登校中に雪也に電話する

「もしもし?」

「おう、どうした?」

 雪也が電話越しに話す

「実はね」

 私は訳を話す

「そうか、俺はアリスが出たいなら賛成だ」

「え?でもそしたら雪也やバンドや事務所に迷惑が」

「気にするなよ♪」

「でも」

「お前このままだと更に酷い事されるぜ?記者会見開いたから前よりは
 収まったと思うけどな」

「うん、じゃあ出るよ私!障害は乗り越えなくちゃね!!」

 それから暫くして私は番組に出演した

「それでは本番行きます!」

 スタッフが言い本番が始まる

「ではアリスさん!カメラに向かって真相を話して下さい!」

 吉村キャスターが言う

「はい、あの映像は雪也ファンの女の子が私と雪也を別れさせる為に
 父親の記者に頼んで細工して貰った映像なのです!私は一切
 そんな事一言も話してはいません!!この番組が色々な
 ニュースや事件の本当の真相を追う番組なので雪也と相談し出演を
 決めました」