「「いってきまーす」」 いつものように 二人で学校に向かう。 「今日の1時間目の授業ってなんだっけ?」 「あー…数だっけ?」 「うゎ…あたしの一番苦手なやつが朝から…」 「そーいや、数の課題終わったのかよ?」 「ぁ…」 その後、葵が俺に泣きついてきたのは 言うまでもなく。 これはずっと昔からの日常。 俺たちはちびのころからの幼馴染。 「ほらよ」 「やった♪ 慧だいすきぃ!!」 「ん…//」 こいつは…// 人の気も知らないで…。