結局アタシはキコのペースにのられ、書き込みをした。

『返事おそくなってごめんなさい!!

じゃあケンジクンッて呼びますね♪

私は優奈でいいですよ★

私、年下なのにタメ語とかつかっていいんですか??

あと・・・ケンジさん高校生ですよね?

どこら辺にすんでるんですか??』

こんな感じでいいのかなー??

隣にいるキコはにやにやしながらうなずいている。

まあいーかッ。

そのままあたしは書き込みをし携帯を閉じた。

「返事、楽しみだねッ♪

そーだ優奈、補習大丈夫??」

そーだった!!!

時計を見ると4時をまわっていた。

えり、いるかなー・・?

キコにはいつものように

サッカー部鑑賞で待っててもらい、アタシは

補習へと急いだ。