「ばっかじゃない…、そんな事いろんな女の子に言ってきたんでしょ」 「何?ヤキモチ?」 私が言った事に怯みもせず、彼は私に笑いながら言った 「ヤキモチなわけない!!」 「じゃあ教えてやるよ、そう言う気持ちはヤキモチだって事」 彼はいつも座っている位置からトンッと勢いよく立った 「今なら俺を独占できるよ」 彼は私に綺麗に整った手をゆっくりと近付けて来た 彼の手が触れる 軽い心臓の衝撃