鎌倉から帰ってきてからも、私はずっとあなたの存在がわすれられなかったんだ。
今まで一目惚れなんてしたことがなかったから、この気持ちがなんなのかもわからなかったから・・・。
そんなある日、学校で昼休みに香奈と恋バナをしてたらその内容を宏人に聞かれちゃったんだ。
「麻衣~お前、純のこと好きなのかよ???香奈は裕太か~。純のアドレス教えてやろうか!?!?」
「別にいいよ!!!てか絶対言わないでね!!!」
「わかってるって!!」
この時本当はアドレス教えてほしかったんだ。でも恥ずかしくて教えて!!!って言えなかったんだ・・・。
この日、私は香奈と一緒に3組をのぞきにいったんだ。
「香奈~どこにいる???」
「ちょっとまってね・・・・あ!!!麻衣いたよ。」
あなたは、後ろの方で友達と騒いでたよね。私はうれしかったけどその場にいるのが恥ずかしくてすぐに4組に帰ったんだ。
その日の夜家に帰ってきてから私の携帯にメールがきたんだ。
『tm****←純のアドだよ(^う^)』
私の心臓はいっきに高まったんだ。だっていきなり好きな人のアドが送られてきたんだよ??? 
『どういうこと?!?!てかあたしが送っても平気なの???』
『平気だろ~頑張れ!!!』
私はその日あなたにメールを送ること出来なかった・・・。
宏人はあなたにも私のアドを教えたって言ってたから、メールくるかな~ってちょっと期待してたけど来なかったからがっかりしてその日は寝たんだ。