生まれた子は女の子で、名前を遙とつけた。


遙を生むまでは、アタシは働いていて、出産を期にまた専業主婦に戻った。


凛は率先して遙の面倒を見てくれたし、はじめはヤキモチばかり妬いていた蓮も、やっぱり遙を可愛がってくれたっけ。