ニ「俺はホームレスを馬鹿にする気もねーし軽蔑もしてねーしむしろ好感をもっているが、昔話に出てくる山姥てのは只の乞食女のことだよ。」し「その根拠は?」ニ「若いときに駅から夜中の寂れた道を通って繁華街に向かって歩いてたんだよ。」し「はぁ。」ニ「すると左前方にホームレスの女がいたわけだ。」し「はぁ。」ニ「彼女は毎晩の野宿生活で心身ともに壊れて俯いてブツブツ独り言を言ってやがるんだよ。」し「はぁ。」