なんかオウンゴールを連発してるサッカー選手の気分を体感しまくりだ。フォローになってないフォローに追い討ちだ。
こんな仕打ちが親父の親友の娘から受けるなんて何プレイだよ!?ドリブル中のサッカー選手をスライディングで後ろから転ばしまくるみたいな危険なプレイって言うんじゃなかろうな!?
「貴方の愛機グレンカイザーも閲覧させてもらいましたがメカもイマイチですわね。」
ぐあ・・・。
第参次吸血戦争の時からの愛機までダメ出しとかヒデェ・・・。お嬢だからわかんねぇんだろ!あのメカは中距離支援型で、重装で、スペシャルなんだよー。さらにプリシッラは続ける。
「良いところと言えば・・・、凄腕のガンマンってとこだけですわね。」
そこは返す言葉も・・・大ありだ!!そこだけかよ!?半ヴァンパイアのオレは選ばれたヴァンパイアだけがなれる吸血十二宮の一角金牛宮の席を持つ男なのにそこはスルーして凄腕のガンマンだけっすか!オレの良いところって!!
「よく貴方みたいな便座カバーがメインを張れますわね。でも、私がすぐに貴方を引きずり下ろし真のメインになってあげますわ。」
ついに便座カバーかよ・・・。オッさんのが微妙にマシだよ。なんだよ便座カバーって・・・。もはや人でもヴァンパイアでもないし!まして半ヴァンパイアでもない!!
しかし、これがその後のオレを待ち受ける騒動の始まりだった。