同窓会なんて、来るんじゃなかった。


奈津美と大輔には悪いけど、そう思ってしまう。


最初、加奈子から同窓会のメールがまわってきたとき、行くかどうかの返信を迷っていた。


そんなとき、奈津美から電話がかかってきた。


彼女との会話が懐かしかったのもあって、つい参加することを決めたけど、いまでは後悔している。


まさか、こんなことになるなんて。