一瞬にして背筋が寒くなった。


その姿はさっきまでとはまるで別人。


はっきりいって近藤愛が怖い。


こんな部屋いますぐ飛び出したかった。


でも、いま彼女をひとりにして平気なのか?


心のなかで強い部分と弱い部分が葛藤する。


彼女だって怖いだけなんだ。


それをわかっていて、一人にするなんて……


やっぱり出来ない。