「さっきの賭けなんだけど、私まだ誰か言ってなかったよね」


「賭け?」


「次に誰が死ぬかってやつ」


「そんなことよりこっちの質問に――!」


「みっくんだよ」


「あ?」


「次に死ぬの」


フフフ。


「な……」


アハハ!


それだけ言うと、早苗は笑い声と共に人込みのなかへと消えていった。