ふらふらと酔っ払いのような足どりで焼却炉へと近づく大輔。
あれからずっと泣いているんだろう。
両目は腫れぼったくなっており、手入れをしていないあごからは無精髭が生えていた。
「……やめろ」
真っ赤になった両目から涙が溢れている。
どれだけ泣いても止まらないんだろう。
「奈津美が……俺達の子供がまだそこにいるんだよ……」
「大輔!」
焼却炉に近づこうとする大輔を山根と橘がふたりがかりで止めた。
「なぁ……山根、止めてくれよ。まだ中に奈津美と俺の赤ちゃんがいるんだよ」
「……」
「勇気……お前でもいいよ。みんなにやめるように言ってくれ。なっ、頼むよ!」
「……」
遠藤大輔の気持ちはわかる。
けど何もしてやれない。
それはこの場にいる全員が同じ気持ちだった。
あれからずっと泣いているんだろう。
両目は腫れぼったくなっており、手入れをしていないあごからは無精髭が生えていた。
「……やめろ」
真っ赤になった両目から涙が溢れている。
どれだけ泣いても止まらないんだろう。
「奈津美が……俺達の子供がまだそこにいるんだよ……」
「大輔!」
焼却炉に近づこうとする大輔を山根と橘がふたりがかりで止めた。
「なぁ……山根、止めてくれよ。まだ中に奈津美と俺の赤ちゃんがいるんだよ」
「……」
「勇気……お前でもいいよ。みんなにやめるように言ってくれ。なっ、頼むよ!」
「……」
遠藤大輔の気持ちはわかる。
けど何もしてやれない。
それはこの場にいる全員が同じ気持ちだった。
