その言葉を聞いた大輔から言葉が返ってくる。


「まぁ、たしかに。言い出したのはアイツだからな。何か知ってる可能性は高いかもしれないな」


「う、うん」


「よし。じゃあ、おれがアイツのこと調べてみるよ」


「えっ? 大丈夫なの?」


「大丈夫、大丈夫。うまくやるから」


大輔はそういうが、相手はあの加藤明だ。


近づくことは危険を意味するかもしれない。


「あの、ぜったいムリはしないでね」


「わかった」


「……あ、そろそろ奈津美起こさなくていいの? 今日も仕事なんだよね?」


「ああ。それがさ、さっきから起こしてるんだけど奈、津美の奴ぜんぜん起きないんだよ」

「えっ?」