そして、私たちは自分の身かわいさに、


時枝絵里香が自殺した“理由”をみんなで隠した。


死んでいるエリカをそのままにし、


教室に書かれていた血の遺書を消すことに必死になった。


担任の伊藤先生もそう。


自分の責任になるのが怖くて、学校や警察にイジメの存在を否定した。


だから事件にはならなかった。


誰も責められなかった。


それが私たちが隠した過去……


そして、罪……