「ここにもそれは書かれてない。でも……」
「……?」
「でも、もしここに書かれているとおり何かルールがあるとしたら、近藤さんたちはそのルールを破ったから死んだってことだよね」
「そう……なるかな」
「だったらそのルールを見つけて、破らないようにすれば……」
「たしかにそうかもしれない。けど、どうやって調べるつもりなんだ?」
麻里子は少し考えてから言った。
「とりあえず、近藤さんの友達に会えないかなって思ってる」
「近藤の友達?」
「うん。近藤さんは高校時代、何人かの友達と49日をやったって言ってた。そのとき友達のひとりが死んじゃったらしいんだけど、近藤さんと同じように被害に合わなかった人がいる。彼女たちに何か聞けないかな、と思って」
「……?」
「でも、もしここに書かれているとおり何かルールがあるとしたら、近藤さんたちはそのルールを破ったから死んだってことだよね」
「そう……なるかな」
「だったらそのルールを見つけて、破らないようにすれば……」
「たしかにそうかもしれない。けど、どうやって調べるつもりなんだ?」
麻里子は少し考えてから言った。
「とりあえず、近藤さんの友達に会えないかなって思ってる」
「近藤の友達?」
「うん。近藤さんは高校時代、何人かの友達と49日をやったって言ってた。そのとき友達のひとりが死んじゃったらしいんだけど、近藤さんと同じように被害に合わなかった人がいる。彼女たちに何か聞けないかな、と思って」