プルルル〜…プルルル〜…プルルル〜…


何回目かのコールで、電話は誰かとつながった。


「もしもし?……うん。“あなたの”言うとおりやったら、うまくいったわ」


早苗は嬉しそうに微笑むと、電話の相手に美佳が死んだ報告をしている。


この電話の相手はいったい誰なのか?


49日という呪いのゲームが進行している裏側で、


このとき別の“何かが”静かに動いていた……………