「お酒は別に弱くないと思うよ。酔ってどうにかなるのも見たことないし」
美佳がそういうと、ユウヤは「そっか」とだけ返事をした。
ちょっとマズイ雰囲気。
美佳はあわてて笑顔を作ると、みんなに声をかけた。
「ねえ、それよりカラオケ続けようよ。この曲消すね」
そういって美佳は席を立ち上がると、わざわざデッキ本体のほうでいま流れている音楽を停止させた。
一瞬だが静かになる部屋。
そのせいで、ぼそっと千春に対して呟いた愛里の声が、やけにはっきりと美佳にまで聞こえた。
「……アタシ、やっぱり早苗見てこようかな」
「なんで?」
美佳はその言葉を聞き流さず愛里に声をかけた。
「なんで、って。体調悪そうだったし」
「本人がひとりで大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ」
「けど」
「けど、なに?」
それまでとは違う美佳の迫力に愛里は黙ってしまった。
美佳がそういうと、ユウヤは「そっか」とだけ返事をした。
ちょっとマズイ雰囲気。
美佳はあわてて笑顔を作ると、みんなに声をかけた。
「ねえ、それよりカラオケ続けようよ。この曲消すね」
そういって美佳は席を立ち上がると、わざわざデッキ本体のほうでいま流れている音楽を停止させた。
一瞬だが静かになる部屋。
そのせいで、ぼそっと千春に対して呟いた愛里の声が、やけにはっきりと美佳にまで聞こえた。
「……アタシ、やっぱり早苗見てこようかな」
「なんで?」
美佳はその言葉を聞き流さず愛里に声をかけた。
「なんで、って。体調悪そうだったし」
「本人がひとりで大丈夫って言ってるんだから大丈夫だよ」
「けど」
「けど、なに?」
それまでとは違う美佳の迫力に愛里は黙ってしまった。
