でも……ほんとにそうなんだろうか?


麻里子はもちろん、


少なくても電話をかけてきたゆかりは、そうは思っていない。


その証拠に、元木彩が死んだことを悲しむより、


呪いが止まっていないことをゆかりは心配していた。