……3……2……1


きた。


機会的な音が鳴り、ゆっくりとエレベーターの扉が開く。


なかには誰もいない。


彩はエレベーターに乗り込むと、自宅がある13階のボタンを押した。


扉がゆっくりと閉まる。


いつものように。


ゆっくりと……