突然、背後から男の低い声が聞こえた。


手を合わせていた麻里子たちはビックリして振り返る。


するとそこには、白髪まじりの中年男性が立っていた。


「あ……あの……?」


「誰だ、と聞いてる」


男性は威嚇するような強い口調で言ってきた。


顔を見合わせる麻里子たち。


加奈子が代表して答えた。