『えっ…』 一瞬だった… 隆の後ろで重なるように春樹が見えた… 『え、何?』 隆は後ろを振り返るが、そこには春樹の姿はない… 幻覚…?でも今のは… その数秒後… そこにいたのは春樹だった… 隣にはマリコがいた… 調味料の棚でドレッシングを選んでいた… お互いに一本ずつ手に取って、どちらにするか楽しそうに言い合っている… 春樹…胡麻風味の持ってる… それ…好きだったよね… それはちゃんと覚えているんだ…