『夢のつづき…』



彼女は涼を見つけられずにどんどん離れてゆく…


この気持ちは何なのだろう…


隣にいるのに…

声が聞こえるのに…


こんなに遠いのはどうしてだろう…


『オレさ…』


今の私には、どんな話も受け入れられない気がした

下を向いている私の顔を涼が覗きこむ…


苦しい…息ができない…

必死に声を絞りだした


『ごめん…な‥さい‥』


その瞬間、ポロポロと涙がこぼれ出した


『可奈…』


『ごめんなさい…やっぱり腕が痛くて…さっきぶつけちゃって…私、帰ります…』