敬子の連絡を受けて、向井さんが家に来た… 私は泣き疲れてぐったりしていた… でも、ずいぶん自分を取り戻した 悲しみは大きくなるけれど、春樹を思うならばこの先も私は向い合わなければならない… この現実に… 心配してくれる、敬子と向井さんに心から感謝した ちゃんと食べて、ちゃんと寝る… それを約束して、二人に帰ってもらうことにした… 二人だって、疲れているのに、これ以上は甘える訳にはいかない… 私だけが辛いんじゃないんだ…