家までの帰り道… 見上げた空に星を探しながら、気持ちを決めていた… 今の現実をちゃんと受け止めようと… どんなに辛く悲しくても… 自分のために… でも、この胸の中にある強い思いだけは信じて… ポストを見ると、郵便物がたまっていた… その中のひとつ… エアメール… 春樹からの手紙… 私は急いで部屋に帰った 『可奈、おかえり…』 『春樹からの手紙が…』 そう言って手紙を見せると敬子は驚いていた…