敬子と向井さんが、夜に家に来ると連絡があった 私は二人が良い知らせを持ってくることを願って待った… どんな顔で私は二人を迎えたんだろう… 私を見た瞬間、敬子の顔が歪んだ 『可奈…こんなになっちゃって…私がそばに居てあげればよかった…』 向井さんにいつもの陽気な姿はどこにもなかった… 『話があるんだ…』 向井さんは私をまっすぐ見つめた 『春樹は…』 向井さんは拳を震わせていた… 『助けられたガイドは沢村と一緒だった…重体だった彼も、話が出来る程に回復して…わかったんだ…』