時間だけが過ぎてゆく… 敬子は声をかけてくれるけど、私には会話をする余裕がない… 沈黙の時間が流れる… 冷たい雨は一日中降り続いた… 『敬子…ごめん…私…何もする気がないの…』 『いいよ…何もしなくて…私も一緒にいるからね…』 『ありがと…』 降り続いた雨は深夜に雪へと変わった… 向井さんからの連絡はない… 敬子が向井さんに電話をかけた 敬子と向井さんは五分程話していた… 会話の内容はわからない… 敬子はただ相づちを打ってるだけ… 『向井さん…何て…』 『詳しいことはまだ…』