『夢のつづき…』



いつか、私と春樹、敬子と向井さんとの四人で涼の行きつけのバーに行った時、偶然に涼と会って敬子の様子が変だった訳は…

その数日前に、敬子は仕事として涼に会いに行ったが、その際に、涼から仕事の件は自分ひとりでは決められないと…

そしてスタッフからは、コネが利く訳でもないと、断られたらしい…


だからあの時…涼は敬子に、気にしてないから…って言ったんだ…


仕事の交渉も失敗して、その上、仕事の為に向井さんや私を利用したと思われた敬子はかなり落ち込んだらしい…

私と顔を合わせないようにしてた時期も、私に八つ当りしてしまうからだった…


『ごめんね、可奈…私、情けないよ…』


『私こそ…』