『夢のつづき…』



『体調が悪いと思ったら、すぐ病院に行くんだよ…常備薬は持って行った方がいいよ…』


『ああ…』


『あとね、それから…』


春樹に言いたいことはたくさんある…

でも、ありきたりなことしか出てこない…


『ごめん…私、お母さんみたいになってるね…春樹は私よりもしっかりした大人なのに…』


『可奈も…大丈夫だよな…』


『うん…』


本当は空港まで、一緒に行きたい気分だったけど、家から送り出してほしいという春樹に従った


私は淋しさでいっぱいになりそうなのに…

春樹は希望に溢れた顔をしていた…

春樹…楽しそうだな…まるで遠足に出掛ける子供みたい…