笑顔で帰ってゆく香織を見えなくなるまで二人で見送った 『春樹…今日はありがとね…』 『楽しかったよ…オレ、邪魔じゃなかったか?』 『何言ってるのよ、二人で私をいじめたくせに…』 『そうか?じゃ、帰って二人で飲むか…』 『うん…』 今日は楽しかった… 幸せそうな香織を見て、幸せのお裾分け… 私も本当に嬉しかった… 家に向かう帰り道… 寄り添う二人の白い息が空に上ってゆく… 自然と手をつないで微笑み合う… 私の隣には春樹がいる…