『それじゃ、僕は失礼します…あっ、敬子ちゃん…この前は悪かったね…気にしてないから…可奈ちゃんもまたね…』 早川涼は春樹に軽く会釈をして、向井さんに声をかけると、一緒に来ていた仲間の所に戻って行った… 向井さんが話し出す… 『この店、彼に聞いた店なんだよ…気さくな人だろ…』 春樹がうなずく… 『可奈ちゃんも覚えられたみたいだね…』 『はぁ…まぁ…』 私は返事に困った… 『オマエも早川さんに何か言われてたよな…?』 『別に何でもないわよ…』 向井さんの問いに敬子は冷たく答えた…