春樹は本物の早川涼を目の前にしても、いつも通り落ち着いていた… なんだかそれがとても格好良くて、私は春樹を見ながらうなずいていた… 『今度、皆さんでライブに来てください…』 そんな早川涼も格好良かった… ふと、敬子を見ると、敬子は私を見ていた… 何か言いたそうな顔をして… 『オマエ、ずいぶん、おとなしいな…早川さんの前だからって気取ってるのか?』 向井さんの冷やかしにも敬子は反論しなかった でも、早川涼の次の言葉で敬子の顔色が変わった…