仕事中、敬子から電話がきた…


夜、食事をしようと…


また、早川涼のことかな…

でも、前回みたいな事は言ってこないだろうと思い約束をした



指定された場所へ行くと敬子は待っていた


『ごめん…敬子、待った?』


『私も今来たの…ここの店だよ…』

そう言って目の前の店を指差した…


『なんか…高級そうだね…』


その店の外観はまるでお城をイメージしたような感じだった


『ここ…先月オープンしたばかりのちょっと話題の店なの…年内は予約でいっぱいだって…』