ある日…私がいつものように、バー 「J」へ行き、いつもの席で飲んでいると…


一人の女性が声をかけてきた…


『あの…隣…いいですか? いつも来てますよね…』


その女性は少し遠慮しながら話しかけてきた…

私も彼女の事はこの店で何度か見かけていた

始めはひとりの時間が過ごせない事が不快に思うかも…

…と思いつつ、二人で飲み始めた…


彼女は、神田 敬子さん…私より、一つ年上

お互いに名前と年齢だけ言うと、その後はずっと、世間話やたわいのない話をしていた…

それがかえって良かったのかもしれない…