嬉しかった─
『アンタいい奴じゃん…』
この幸村の言葉が、何よりも嬉しかった。
バカみたいって思われるかも知れないけど…
俺は幸村といると、普通より楽しく感じるんだ。
愛奈のことなんて…
もう正直どうでもいいとまで思えるようになった。
お前のおかげだよ…幸村。
礼を言いたいのは、こっちの方だ…
今はもう
お前がいればいい。
こう思ってしまうのは、よくないことか…?
俺はいつの間にか
幸村のことが気になって仕方なくなっていた。
この気持ちは…
愛奈に感じたものよりもはるかに強い。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…