「はぁー疲れたぁ」 「俺もぉー」 あの後、俺達二人はかなり厳しい指導を受け、体力は限界に近かった。 そして今、俺達はグラウンドの真ん中で二人倒れてる訳であって… 「あのクソオヤジめ」 隣りで将が呟く。俺には返事をする気力すらなかった。 「先輩ー、先行きますよぉー」 遠く離れた所から後輩の声が聞こえる。 「…俺行くけど、大輔どーする?」 「後で行くよ」 「了解」 将はフラフラとした歩きで後輩の元へと向かった。 俺はもう少しだけグラウンドで寝転ぶ事にした。