お前と出会ったのは高校1年のときだった。


俺は友達を一緒に笑っている
お前のその笑顔に一目惚れした。


心が一瞬で奪われてしまうような
そんな暖かい気持ちだった。


クラス発表の紙を見に行ったとき、
俺はすごく喜びまわったのも記憶にあるな、

それはお前と一緒のクラスだったから―


かなり嬉しかったよ。


でもそれと同時に俺はお前と話したい、触れたい、
俺のものだけにしたいって思ったんだ。



席は遠かったけど自分から話す努力もした。
すこしだけ、仲良くなる事もできた。


小さな幸せでも俺は一つずつ喜んだっけ。

―…それも恥ずかしい思い出の一つだったけどな。